kissenger800

アメリカン・フィクションのkissenger800のレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
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トロントで話題になった23年9月に
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原作者デビュー作はマリナーズで打率2割切るスランプ三塁手が主人公、とか今回の作中作書くきっかけはイカニモな先行作にムカついて(という設定)云々で桜美林の校名由来を知るとか、また余計な知識を仕入れてしまった
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って未見のまま感想をメモしていた痕跡を発見したんですけど勿論自分で書いた「余計な知識」のことは記憶になく、さりとて再確認するほどのことでもないので以下、初見並感想を申し上げるんですが。

- ワイン飲むねえワイン
- 思ってた以上に死がフィーチャーされる作品で「聞いてないんですけど?」ってなりませんでしたか俺はなったよ作中でワンコやニャンコが死んじゃう映画に過剰に反応する勢、いるじゃないですか、彼らはひとが死ぬことについてはどうなんすか俺はまあ不意打ちされるとふつうに驚いちゃうよね
- これ本当に「分かって」笑えてるのか、が気になり出すと変なスイッチ入っちゃうんですけど、US社会におけるアファーマティブアクションってこの数週間の本邦SNS界隈をにぎわせる「障害者を優遇するより“俺”を優遇しろ」って話の相似形でさあ。本当は物語理解の補助線を何本も引かないとダメなやつなんですけどそれこそ教えてもらってありがとう、と感謝されないやつだから、俺だってリアル仲良いひとに聞かれなければ解説しないよね。でもそのあたりの理解度が浅かろうが深かろうが一定の知的興奮は担保されるやつ、そういう意味でちょっとソダーバーグっぽかった
- あとこれ介護映画で……そういう情報も事前には聞いてなかったよね!
- Stagger Leeの歌でいちばん再生回数多いのは、俺はファビュラス・サンダーバーズだな
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