マルメラ

アダルトスクールのマルメラのレビュー・感想・評価

アダルトスクール(2003年製作の映画)
2.5

定番のアメリカンコメディー。

ハングオーバーシリーズのトッド・フィリップスが監督・脚本。

キャスト陣はアメリカンコメディーでお馴染みウィル・フェレルにヴィンス・ヴォーン。

これだけ聞くと最高なんですが。

最終的に「笑ったけど、まぁ普通」という感想を持った人が多いのではないでしょうか。
というのも、主人公が際立ってないし、成長していないんです。

ラストのクラブメンバーの退学を阻止するという流れ。
ここで、主人公が大して活躍しない。
乗り気じゃないメンバーを乗り気にさせるだけ。
明らかなおデブちゃんが跳馬?に成功するのも、その前の伏線がないから「あっ、動けるデブだったのね」となるだけ。
なので、結果的に「良かったね」とは思うけど頑張れー!とはならない。
そこが原因な気がする。

あと、ヒロイン的な女性の問題は、結局勝手に解決されているので、主人公が何かをした結果という訳でもなく。成長に繋がらない。

これがこの映画の終盤にかけての尻つぼみ感の原因かと。

コメディーの部分は良かったです。
特にブルーが死ぬシーン。
きっと高血圧ですね。目の前に美人大学生の胸が出てきたら血圧上がりますよ。
一歩間違えれば殺人ですww

あと、上司の娘(高校生)とヤッテしまったという展開も、あそこだけの笑いになってしまって、その後の展開にあまり繋がっていない。
あそこから、上司にバレて、首を切られそうになって、とか。
なんか展開に繋げるとか、主人公を追い込む枷に使うとか。
なんかやりようがあった気が。

ということで、映画天国を録画された方はまぁ暇な時にでもどうぞレベル。

余談ですが、銀幕ロミ様?みたいなコーナー。要らねえーww
ミヤネ屋の女性に変わる前から要らねえーとは思ってましたが。
日テレ出資の映画の宣伝するのは日テレのご勝手ですが、あのコーナーすごくイラつくのは俺だけ??ww
マルメラ

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