あらすじ

【解説】巨大な斧を持つ謎の巨人が現代に蘇り暴れ狂うモンスターパニックアクション。犯罪者厚生プログラムの一環として、山奥に連れて来られた若者たち。鬼教官の厳しい指導に耐えかね、彼らは脱走を図る。しかしその森には、恐ろしいモンスターが潜んでいた。巨大な斧を持つ6Mを超える巨人。ヤツは、地元で古くから語り継がれてきた、樵の姿をした巨人ポール・バニヤンなのか？巨大な体から振り落とされる斧の前に次々と彼らは命を落としていく。果たして彼らは、生きてその土地から脱出することが出来るのか？そして伝説の巨人はなぜ目覚め、怒りに満ちて彼らを襲うのか？



ホラーというより怪獣映画でした。B級映画なのでCGも安っぽいし、ツッコミ所もありますが、巨人の造形は結構好きでした。
ただ、ちっちゃかった時代の話はいらなかったと思います。

熊も絞め殺すデカいオッサンが切り株大量生産！


監督は「モスキート」で蚊を、「スパイダーズ」で蜘蛛を巨大化させたゲイリー・ジョーンズ。
デカい何かが襲ってくるのを撮るなら俺に任せろ！と言ったかどうかは分かりませんが、本作のネタも巨大化であります！

「北斗の拳」に出てくるデビルリバースというキャラをご存知でしょうか？
「マッドマックス」のトゥーカッターそっくりなジャッカルという小狡い悪党がケンシロウに差し向けた刺客なのですが、このデビルリバースさんがいかにもマンガなキャラクターなんですね。
何がマンガかっていうと、身長が10メートルぐらいあるんです（苦笑）
そんな高身長ながら非イケメンなデビルリバースさんと肩を並べそうなぐらいデカいオッサンが、真人間矯正プログラムでキャンプをしに来たボンクラ達を惨殺しまくるダイナミックなホラー映画です。
因みに、羅漢仁王拳は習得していないので、主に使う凶器はデカい斧！
この斧をブンブンと振り回すだけで、首や胴体が真っ二つにブッタ斬られますよ！
安いCGなのでリアルではありませんが、豪快にポンポンと四肢が飛び散り、エロいギャルは脳天唐竹割りからの人体二分割にされちゃいます！


元々は静かに暮らしていたオッサンなのに、食い物に困った村人たちが親友である牛を美味そうに食べてるのを目撃、怒り狂ってしまったわけで、悪いのはオッサンではないんです。
どう見ても殺りすぎなオッサンの過剰反応もマズいんですけれど、どちらかと言うと、この映画はオッサンに同情的なのが変わってます。
そんななのでラストなんて妙に
お涙頂戴の展開になり、目が点。
銃を乱射する連中が、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」でゾンビ狩りをしている輩と重なりましたよ。
悪いのは正義面した奴らなんだ！と言うメッセージを伝えたかったのでしょうか？
全然分かりませんが。

とにかく合成とかが安っぽいので全体的な完成度は低め。
粗めなショボさが目立ちます。
あと、殺される連中に魅力があんまり無いのも不満。
心底悪いヤツがいないのは、この手の映画では逆効果です。
ひとりぐらいは自分勝手なのが混ざってないとダメ。
男は総じて殺されそうでも格好つけちゃうし、女子も悪女キャラがいないんですよね。
オッパイは出るけど。
戸塚ヨットスクールみたいにスパルタな教官でさえ意外にデキた人間ってどうなのよ？

おお！と前のめりにさせられたのは、村人たちが虐殺される場面。地獄へ落ちろ〜！と言わんばかりの切り株祭りが開催されます！
ここはワ〜オ！
ヤンヤヤンヤ、もっと殺れ〜！
最後に元凶をつくったオヤジがとんでもなく酷い殺され方するんですけれど、切断に拘っててスッキリしました！

まぁ、ラストで何だか嫌なものを見せられた気になっちゃいましたが、たまにはこんな変わったスラッシャーホラーも悪くないと思います。
ただ、これでもっとCG合成とか人物描写がしっかりしていれば、イロモノなホラーとして記憶に残ったかもしれませんが、残念ながら明日には全て忘れてしまいそうな、そのぐらいの出来栄えではございますので期待値低めでの鑑賞をオススメ致します〜（汗）


アマゾンプライムビデオにて

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🎶ハイリ、ハイリフレ、ハイリホ〜🎶ハイリハイリフレッホッホ〜系。

ただただデカイ殺人鬼ジャイアントくん。
デカイ為、斧を振りかざすのみ。
殺人のバラエティさは無く縦斬りか横斬り、もしくは摘んでぶん投げるのみ。
首狙いが得意でよく生首を飛ばします。
マイホームでは血みどろの斧を綺麗〜にするので多少潔癖症入ってます。

ストーリーは納得いかない部分が多いので無視します。強いて言うならば、切ねぇのに響かない。

しるこ記録【丸大ハンバーグ】