【2014/1/12:ル・シネマ】以前クレイジーホースのショーを生で観て、セクシーというよりももっとアスリート的な印象を持った。映像化によってダンサーたちの肉体のリアルさが薄れ、人形みたいな完璧さと美しい照明や演出による「つくりもの感」が強調されると、迫力こそ劣るものの本来の持ち味であるセクシーさと大胆さが凝縮され、いい気分〜で堪能できた。もっとも、わたしが本家を観たのは10年以上前なので経営陣も代わってるし、そもそもルブタン監修の演目を観てないので比べようもないのだけど。ドゥクフレが出てるワイズマンのドキュメンタリーも観たくなった。
重度の脚(足)フェチルブタンおじさんが創ったバレエシューズのフェティッシュぶりに感嘆しつつ、「服を脱がせる靴」という言葉の官能にすっかり酔った。
一応正装ってことでルブタン履いて鑑賞したが、服脱ぐどころか腹巻までした完全防備の自分には、色気への道が程遠いことを思い知る。
