MCUの8作目です。
マイティ・ソーではなくロキでも題名がいいくらいロキが魅力的に映っています。
今回のストーリーが9つの世界が重なり合い境界が曖昧であったように、ロキもまた善なのか悪なのかその境界が曖昧でした。
このヒーローだけどヒーローではない、悪だけど悪ではないという物事の描き方が上手なのがMCUシリーズであり、そこに面白さが集約しているように感じます。
結局、ロキは最後どうしたかったのか謎でしたが、そのちょいワルさに惹かれ、嫌いになりきれないところでもありました。
シリアスな状況の中でシュールな笑いを織り混ぜてくるシーンが所々あるのですが、そこが個人的に少々ツボでした。
エンドゲームまであと13本。