主人公は目を覚ますと48と書かれた階層にいた。
この建物内では上の階層から順に運ばれてくる食事を摂るしかない。
そんな上の階層からの残飯で生きながらえるが、1ヶ月後、次に目を覚ますと171という階層に…。
というような久々に私のB級センサーが勢いよく反応した作品でした。
現代社会を風刺したような分かりやすい縦社会を模した構図。
もやもやする結末や、全てを解決してくれない内容は観る人を選ぶことでしょう。
手放しではおすすめし難いこの感じは、正に一流のB級映画です!
以下、ネタバレとネタを含むため見たくない方はご注意ください。
要所要所で登場するある書物の一節からの引用、転機で現れる何かの意味を含蓄したリンゴ。
そして極めつけは、終着点の階層333。
1フロアに2人ずつ配置されているとすると2×333で666、そう、悪魔の数字。
いやヤバいでしょ!
完全に聖書の世界観を暗に意味してるってこと!
パンドラの箱開いちゃってるよね!
人類はもうここまで来ちゃったってこと!
私は点を置いただけ、それを繋げるのは皆さんですからね!
信じるか信じないか、この映画を観るか観ないかは、あなた次第🧏