延期に次ぐ延期で公開した映画、遂に劇場で観ることができました。
決まりきった毎日を送る主人公ガイ。
それもそのはず、ガイはゲームの中のNPC、モブキャラでした。
そんな他人の世界の脇役なんだと気付いたガイが恋によって自分の人生を変えていくという作品です。
マトリックスのような、トゥルーマンショーのような、レディープレイヤー1のようなものを足して水で割った雰囲気だなと思っていました。
この作品も、終盤で主人公がこのゲームの中の世界、偽物の世界でどんなけ頑張ったところで無駄と落胆するシーンがあります。
しかし、これに対し主人公の親友が、今この瞬間に感じている俺たちの関係、友情は紛れもない真実だろ、という台詞が印象的です。
この点が上記の映画たちとは違う、この映画の根本にある楽観主義的な考えです。
主演のライアン・レイノルズがデッドプールの印象強すぎるし、ストレンジャーシングスのスティーブいるやんってことで序盤気を取られてました。
デッドプール的なメタいじりもあるし、ディズニー系列の作品というだけあって後半にはあの人のあれや、あの作品のあの好きがゴリゴリ出てきます。
映画好き、ゲーム好きの人にはぜひおすすめしたい一本です。