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グランド・ブダペスト・ホテルのsatsunのレビュー・感想・評価

4.0
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1932年、富裕層に人気の高級ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」にはグスタヴ・Hという凄腕のコンシェルジュがいた。彼は新人ベルボーイのゼロと共に客の対応に追われ忙しい日々を過ごしていたのだが、ある日事件が発生する。長年ホテルの上客であった”マダムD”が何者かによって殺害されたのだ。遺言書に載っていた彼女の意向により、貴重な絵画を受け継ぐことになったグスタヴは陰謀渦巻く遺産争いに巻き込まれることとなる。

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ウェス・アンダーソン作品は初鑑賞。
個人的な感想としてはまるでおとぎ話、絵本を読んでいるかのような感覚でした。

そう感じた要素として、

・途中挟まれる極端なクローズアップ。
・早口でテンポの良い台詞。
・ストップモーションアニメ?やイラストでの演出。
・全体的に淡いトーンの美術セット。
・現代と過去で画面の比率が変わる所。

そもそもこの物語自体が語り部によって「むかしむかし〜」という導入で始まるので意図的にそう演出していたのかも?
ウェス監督は他の作品もこんな感じなのだろうか、、

話は少し難しかったけど左右対称だったりお洒落で可愛らしいセットなど完璧に作り上げられた画面の構図は観ていてとてもワクワクしました!

殴り返されるシーンとスノーボードで追いかけっこするシーンは思わず笑ってしまった😂

あとサントラも凄く好き!なんか無印で流れてそう、、?笑
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