黄推しバナナ

鑑定士と顔のない依頼人の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
3.0
監督・脚本 : ジュゼッペ・トルナトーレによる変愛ミステリー作品。

この「鑑定士と顔のない依頼人」の作品のレビューを初めて読まれる方、何もせず予備知識ゼロですぐ作品鑑賞をオススメします。

余談だが、先日発熱があり大きな病院に行ったのだが、入り口にデカデカと赤い文字の看板が(そこには予約がいると記載。しまった…よく調べて来るんだった。熱が有り「ぼーっ」としてるのでしょうがない)…そこに書かれた電話番号に電話、数分後に看護師さんが駆け付け熱と症状を聞かれ入り口に待たされる。数分後に看護師さん戻ってきて人の出入りの少ない裏口から人気の無い診療の小部屋に。次は別の部署の看護師さんが現れ詳しい情報(熱と症状)を聞かれ答えると部屋を出て行く。どうも離れた所にいる先生とやり取りをしているらしい。看護師さんが戻ってきて説明を受ける。どうも「世間で騒いでいるやつ」でも「インフルエンザ」でも無く「風邪」を引いているらしい。「世間で騒いでるやつ」で無かった安心感と「お騒がせした恥ずかしさ」とで急いで帰宅。
その時には考えなかったのだが後から気が付いた…帰るときも「人の出入りの少ない裏口」からだったよな…「風邪」なら入り口から帰らされても良かったのでは…「世間で騒いでいるやつ」「インフルエンザ」の可能性が1%、5%、いや10%、それ以上あると言う事じゃあないか…

ゾッとした…

いま一度言いますが、予備知識ゼロですぐ作品鑑賞をオススメします。

そんな勘ぐりをする私なので、この「鑑定士と顔のない依頼人」の作品、冒頭のクレアが事故にあって鑑定時間に間に合わなかった為、謝罪の電話をオールドマンにするシーンで気付いてしまった。あとは考察の裏付けをする為だけの時間になってしまった。

「CURE」のレビューでも書いたのだが洗脳の引っ掛かりをクレアが仕掛けた。最後まで見たとき残念ながら考察は正解となってしまった。

オールドマンの洗脳は解けないほうが幸せなのか…解けたほうが幸せなのか…その答えは最後まで見ても無い。

もし映画のオチに気付かなければ、
スコア4.0
気付いてしまったので
↑のスコアで

①鑑賞年齢40代
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正なし
④記憶明確
黄推しバナナ

黄推しバナナ