ようすけ

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常のようすけのレビュー・感想・評価

4.4
好きか嫌いかと言われたら好きだな。
伊藤英明の山猿っぷりもすごく良かった。
畏敬の念とか、自然愛護とか言われるけど、里山で遊んで、一緒に仕事や生活をしたら一発で意識が変わるのでは。研修生のなかで林業が専門で履修してきた人のリタイアが早かったのが何とも深い。

結局のところ勇気はメンタルが強いのか、弱いのか。最初はど田舎の(ポツンと一軒家レベルの集落)で、カルチャーショックを受ける。というかその部分が強調されている。仕事も環境も不馴れな中だが何とも愛嬌のある勇気。少しずつ余所者から山の男になっていくという良くある成長物。でも、役者がみんな良いねぇ。
ポツンと一軒家を見たくなるのは、やっぱり本当は本質的にみんな自然が好きなんじゃないか。ただ、今までの生活からの変化が上手くいかないと不適応を起こしてしまう。

オチも期待通りの展開。

仕事にがむしゃらなのは二十代。楽しさが分かってくるのは三十代。本当の怖さが分かってくるのは四十代。

ロマンス要素もあるがラブシーンがほぼないのも良かった。それをやっちゃいけないよね。
ようすけ

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