あっくん

とらわれて夏のあっくんのレビュー・感想・評価

とらわれて夏(2013年製作の映画)
4.7
連続で夏にレビューしたかった作品‼️( ꈍᴗꈍ)

🥧あらすじ
1987年9月初めのレイバーデーの連休が迫る中、アメリカ東部の静かな田舎町に住むシングルマザーのアデルとその息子である13歳のヘンリーは、買い物中に逃亡犯のフランクと出くわしてしまう。
絶対に危害は加えることはないという言葉を信じ、アデルは彼を自宅にかくまうことに。
フランクが家の手伝いをして過ごす内に魅了させられていくアデル。
そしてそれは、人生を大きく変えかねないほどの出会いでもあった…。

🥧感想
これぞ運命の出会いという事✨(*´艸`*)

愛を失い絶望した事で病んでるシングルマザーにその息子、少し口調が乱暴だけど優しさと包容力溢れる悲しみを抱えた逃亡犯…。
一人一人が深い悲しみを抱え、そんな三人の繊細な演技力に惹き込まれます‼️( ꈍᴗꈍ)

特に主役であるヘンリーからはどんな想いで二人を見守っていたのか…❓
母親を守りたいと思いながらも、母親が男性と一緒にいることに対する不安…だけど幸せなって欲しい…。
思春期真っ只中の絶妙な年頃、13歳の少年からの繊細かつ複雑な心情の視点は本作の注目ポイント✨(・_・;)

たった5日間という短い中だけど、かけがえのない日々だという事、一人一人が求めていた色々な愛が共鳴し合っているという事が奇跡かもしれません…。
観ている側も浄化される美しい愛と再生の物語…。( ˘ω˘)

所々で切ない結末だと伝わるフラグが観ていて沢山感じていたんですが、未来への希望を感じさせるフラグまであったとは⁉️✨Σ(゚Д゚)
ただただ美味しそうに見ていたピーチパイに見事ボロ泣きされた💦💦(ノД`)
予想外の一筋の光の様な清々しいラストは必見です✨(๑•̀ㅂ•́)و

※原題であるlabor day(レイバーデイ)とは9月の第一月曜日、労働者の日の祝日。
伝統的には夏の終わりを意味する。

🥧個人的に嬉しい事
作中の中のアデルとフランクのセリフで突然プリンスエドワード島が出てきたのが個人的に凄く嬉しいポイント✨✨(>ω<)
名作である赤毛のアンの舞台でもある世界一美しい島のプリンスエドワードアイランド‼️
どの景色も絵の様な美しさで輝く島だけど、二人は赤毛のアン知っていたのでしょうか❓
…多分アデルが知っていたのかと思いますかね。

🥧豪華キャスト陣
監督はジェイソン・ライトマン(マイレージ・マイライフ、ジュノ)
キャストは少年時代のヘンリー役にガトリン・グリフィス(チェンジリング)
母親アデル役にケイト・ウィンスレット(タイタニック、ホリディ、ネバーランド)
脱獄犯フランク役にジョシュ・ブローリン(グーニーズ、オンリー・ザ・ブレイブ、DUNE砂の惑星)
フランクの元妻役のマイカ・モンロー(インデペンデンス・デイ・リサージェンス、ホットサマーナイツ、イット・フォローズ)
アデルの元夫ジェラルド役のクラーク・グレッグ(アメコミシリーズのフィル・コールソン)

短い出演ながらも印象的なキャストとして、
大人のヘンリー役のトビー・マグワイア(スパイダーマンシリーズ、サイダーハウス・ルール、シービスケット)
警官トレッドウェル役のジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク(ドラマ ドーソンズ・クリーク、CSIサイバー)
桃をくれた隣人ジャーヴィス役のJKシモンズ(セッションズ、ラ・ラ・ランド)
ジェラルドの現妻の連れ子リチャード役にルーカス・ヘッジズ(マンチェスター・バイ・ザ・シー、ある少年の告白)
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