あっくん

ベル&セバスチャンのあっくんのレビュー・感想・評価

ベル&セバスチャン(2013年製作の映画)
4.5
気になっていた作品のシリーズ3作の内、2作品を連続レビュー🎶
あの世界名作劇場の実写版✨✨(๑•̀ㅂ•́)و

🏞️あらすじ
1943年アルプスの麓の小さな村には戦争が影を落とし始めていた。
その村で暮らす孤児セバスチャンは、山で一匹の野犬と出会う。
家畜や人を襲う“野獣”と誤解され村人たちから命を狙われるその犬をベルと名付け、懸命に守るセバスチャンは孤独に生きた同士、心を通わせていく。
一方でナチスの捜索の手が伸びる中、ユダヤ人一家を救うため、ベルとセバスチャンは道案内人として危険な冬のアルプス越えに命がけで挑む――。

🏞️感想
良い、悪いの評価より個人的に好きなジャンル🎶
原作はセシル・オーブリーの「アルプスの村の犬と少年」で、昔にNHKでも放映されていた「名犬ジョリィ」の実写版です🎶
※アニメ版名犬ジョリィは未観賞ですが、何故か「走れ、ジョリ〜~。」とオープニング曲は覚えています💦

……って初っ端から少年が命綱で断崖絶壁の崖の途中にあるヤギを助けるというアクションシーンに「いきなりかい!!Σ(゚Д゚)」と度肝を抜かれちゃいました💦ヽ(・ω・)/ズコー
CGだと思っててもやっぱりビックリする💦

とそんなツッコミ所があってもこれだけはいえます✨( ・ิω・ิ)キリ!

・四季折々のフレンチアルプスの広大な大自然の美しさに圧倒され、心が洗われる!世界名作劇場に相応しい風景だけでも観る価値あり🎶
個人的に超おすすめの“グランドジャーニー”(レビュー参照)の絶景で度肝を抜かした監督さんだからこそ納得の風景✨✨

・何と言っても世界名作劇場に出てきそうな主役の無邪気で純粋な笑顔、健気な少年セバスチャンの存在感抜群!(少々無茶振りな自由過ぎる行動が玉に瑕💦)
そして相棒の名犬ベル(グレートピレニーズ犬・メス)の可愛さ+モフモフ感がたまらない✨✨
個人的に野獣と思ってたベルが川の水を被った瞬間の変化が凄く良かった✨
孤独同士のバディで息ぴったり🎶
わんこ映画好きにはたまらない✨✨(*´艸`*)

・キャラクターの殆どが優しくて悪い人はいない所が良い✨
中でも青い目をしたパン屋の美女アンジェリーナが美しい✨✨

・戦争のナチス要素があっても児童文学が原作の影響か抑えられていますので安心💦
後半の雪山での逃避行…ユダヤ人家族を救おうとするレジスタンスの姿+セバスチャン達に勇気をもらえます🎶
90分程と観やすいので大人も子供も楽しめる作品です🎶

・挿入歌・エンディング曲がまた良すぎる✨
フランスのシンガーソングライターのZAZが歌う優しい曲が印象的です✨
特にエンディング曲のbelle(ベル)はセバスチャンとベルとの絆を表現した愛を感じる歌詞となっています。(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✨

・続編が気になるラストでしたが、現在U-NEXTで続編2作目が配信されています🎶
連続レビューなのでそちらも読んで頂けたらと思います🎶

🏞️キャスト
監督はニコラ・ヴァニエ(グランド・ジャーニー、狩人と犬、最後の旅)

セバスチャン役のフェリックス・ボシュエ(オーディションで2400人の候補者の中から選ばれた子役、エタニティ 永遠の花たちへ)

育て親の老人セザール役のチェッキー・カリョ(ロング・エンゲージメント、テイキング・ライブス、星の旅人たち、マンダラのマリア、マーメイド・イン・パリ、ザ・コア)

セザールの姪アンジェリーナ役のマルゴ・シャトリエ(オーロラ)

医師ギョーム役のディミトリ・ストロージュ(メイド・イン・パリ パリ爆破テロ計画)
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