NobuhisaTakasaki

ほとりの朔子のNobuhisaTakasakiのレビュー・感想・評価

ほとりの朔子(2013年製作の映画)
4.2
二階堂ふみさん観たさに行ったが、まずスタンダードサイズに唸ってしまった。んでもって、いちいち美しいショットが出てくる。川に朔子が入るショットは文字通り、息を飲んだ。会話で魅せれるってほんとにすごいと思う。朔子と少年の会話は、自然に体に染み渡り、共感してしまう。二階堂ふみさんの話し方はどうしてあんなに魅力的なのだろう。気だるさが心地よい。映画を見てるうちに好きになってしまう。ほとりの朔子というタイトル通り、物語を通してずっとほとりを歩き続ける朔子。水溜まりを挟んで朔子と少年が話すところは、感嘆した。