ゴリアテの憂鬱

パラダイス 希望のゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

パラダイス 希望(2012年製作の映画)
3.0
パラダイス三部作の最終章。

1作目の主人公が母親、2作目が叔母、そして3作目となる本作は娘が主人公となっています。(推測ですが)

今回の舞台はダイエット合宿施設。

1作目から3作目まで、一貫してポッチャリ体型尽くしでした。
監督の趣味丸出しの「パラダイス」ということでしょうか?

ラストとなる本作は、前2作品よりも幾分マイルドでしたが、それでもシュールな描満載で、前2作目ともまた違った肥満女子のセンチメンタルな恋愛物語でした。

そして主人公が恋したダンディ中年医師の仮面の裏に隠した性癖が、ウルリヒ・ザイドル監督のセンスなんだろうと思います。

余談ですが、施設の教官にユージーンと長州力を足して2で割ったような人がいました。