RYUYA

パラダイス 希望のRYUYAのレビュー・感想・評価

パラダイス 希望(2012年製作の映画)
4.0
女子中学生と中年医師の恋。
inデブチルドレンのダイエット合宿所。
パラダイス、希望。

パラダイス三部作の中で最も画的に優れている気が。
シンメトリーと配色バランス、シチュエーションの面白さがもう、完璧。

内容は、子供が書いた官能小説みたい。
くだらなくて、かわいくて、せつない。
かなーりせつない。

三部作通して、母・叔母・娘という主人公たちが全員デブというエグさが、繋がりとしてもかなり成功している。
結局、若くてスタイル抜群のネーチャンなんか一度も出てこない、いや、出さない一貫性もいいよなぁー。

絵画のような構図の中で滑稽に動く愛と神と希望。
キューブリックが『テレクラキャノンボール』を撮ったらこうゆう感じなんだろな。
この例え、無茶。
RYUYA

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