つばさる

FLU 運命の36時間のつばさるのレビュー・感想・評価

FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)
3.8
今のコロナ禍にあって何か参考になるかな?と思い観てみました。

うわぁ…
ウイルスの恐ろしさよりも人間の恐ろしさがよく分かる映画でしたね。

ウイルスはウイルスでも、こちらは鳥インフルエンザの変異型?
急速なスピードで進行する致死率100%💦

感染経路や医療現場の混乱具合、都市封鎖、遺体袋の山など現実とリンクするようで恐ろしかったです。

それにしても政府というか軍の対応の強引さが韓国映画らしいというか…あり得ないと思う展開もありますけど、、、あり得るのかな実際。

あと「新感染」思い出しました。色んな意味で。

ストーリー ★★★★☆
終わってみると、都合良すぎたり、ちょっとこのやり取り長いな…ってシーンがいくつか。でも全体的に山場も何度かあって引き込まれました!

キャラクター★★★★☆
ストーリーの鍵を握る少女ミルは、幼い頃の芦田愛菜ちゃんのような健気さと可愛さ。
主人公ジグのいつでもどこでも正義漢の爽やかマッチョな感じ、嫌いじゃない(笑)
ミルの母であり医者であるイネは葛藤する表情とか上手い。子を想う母の顔!
大統領が若くてイケメン過ぎる。(理想形なのかな)

オシャレ度 ★★★☆☆
全体的に血みどろ。隔離施設がほぼほぼビニール。透明過ぎてプライバシーゼロ💦
男女分けて身体検査する割に間のパーテーションの高さ低すぎでしょう(笑)
一人走るイネの白シャツ姿が印象的でした。

エンタメ度 ★★★★☆
少女ミルを巡って走り回る大人達!
そこかしこで揉める揉める。
人が波のようにうねる。
国の内と外からの圧力。
混乱から暴徒と化す人々。

メッセージ性★★★★☆
これが映画の中だけであって欲しい。

医療従事者の方々は今も命がけで戦ってくれてるんだなと改めて思う。
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