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17歳のnihoのレビュー・感想・評価

17歳(2013年製作の映画)
3.9
自分一人で生きているつもりになる期間があって、それが思春期かもしれない。イザベルは性の一部を知るけれど、自分の行為に対する責任というか、本当に自分が何をしているのかは理解できていない、17歳だから。

物語の終盤に、本当は母親としたかっただろう対話を代わりにある人物とするが、ハタチも過ぎてパパ活とかしている子たちにも、どこかのタイミングでこういった癒しと気付きが訪れればいいのになと思う。

レア・セドゥが主役を演じる「美しき棘」を思い出した。あの物語をもっと性に寄せた感じかなあ。ここで終わればいいなってところで丁度終わった。
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