キャラや建物に乗り物はもちろん、水から炎まで何でもレゴで表現された異常な情報力とレゴの可愛さが溢れた世界観がとにかく楽しい。妙にハイテンションでテンポの良いギャグも面白くて、それだけでも十分楽しい。
何よりこの映画の凄さは、シナリオやテーマの上でもレゴである意義があること。マニュアルを否定はしない。それだけではなく、想像力と自由な発想も大切。マニュアルも自由な発想を形にすることも両方レゴの魅力。それをこの映画はしっかり描いている。
終盤まさかの展開があるけど、しっかりと伏線があり、そこには親子の物語がある。大人が見ると別の感動がある。本当に良くできたシナリオ。
映像、シナリオ、テーマと全てがサイコーな傑作。