溢れるノスタルジア。
観る人によっては堪らなく退屈かも。
トントンのひと夏の出来事。家族の都合で妹ティンティンと共におじいちゃんちで過ごす夏。色んなことが起こる夏。ストレートで残酷な子どもの言動に子ども時代がいかに刹那的かという事に気付かされる。わがままが言えない環境、思いがけない出来事…自分の幼い頃を思い出し心が凄く和む。は〜エエわぁ…
どの場面も余韻が残る描写。もみ殻を焼く田んぼは匂いまで蘇る。極めつけは台湾作品にしてエンディングに流れる童謡「赤とんぼ」。傑作。
トントンがお母さん宛に書く「毎日色んなことがあり過ぎて忘れました」が印象的。私もいっぱい忘れてるんだろな…