あっさりゆで卵

キングス・オブ・サマーのあっさりゆで卵のレビュー・感想・評価

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)
4.3
夏×青春って!大好物です。
この2つどこか似てるんですよね、儚さとか。なので両者が同時に体験できる青春時代の夏はとてつもないエモーショナルが沸き起こるんです。
この作品にはその全てが詰まっていた様に思います。親への反抗心、友情、自立、恋、エスケープなどなど様々な普遍的な青春時代がそこにありました。
親心がウザく感じるあの感じ、秘密基地作りたくなる気持ちに、ちょっとしたキッカケで壊れる友情。自分最強!な妄想。わかるわかるとなるシーンの多いこと。それに画面がセピアかかった雰囲気で夏の儚さと青春の尊さを醸し出してました。

大人になる直前、ちょっと大人ぶりたくなり自由が欲しくなるあの時を描いた良作。観ていて恥ずかしくもあり羨ましくもあるそんな作品でした。
いい!