初心者には厳しすぎる難易度だけど、何度も何度もやり直してパターンを覚えながらクリアを目指すゲームに似ている。
まるで◯プコンの◯界村みたいだ（古い）
ジャンル分けすると”タイムリープもの“になるんだろうけど、デフォルト状態のケイジ（トム・クルーズ）が口先だけのヘタレ野郎なので、彼が何度も死を繰り返しながら逞しく成長してゆく姿がとても面白い。
惜しい所まで行ってまたリセット…となっても、ちゃんとそこまでの”戻し作業“（＠有野の挑戦）は適度にスキップしてくれるのでありがたい。
そしてこの設定により、途中からいま観ているケイジが何度死を経験して来たのか全く分からなくなって来る。
つまり、いつのまにか主人公が観客の予想を上回るヒーローに成長している事に気付かされる。
この辺りのいい加減に説明を省いた演出はなかなか関心させられた。
逆にこの設定ゆえに御都合主義的な展開もあったりするが…。
日本のラノベが原作らしいが、ハリウッド映画的な演出により上手く料理されている印象。
パワードスーツが出てくるのは『宇宙の戦士』へのオマージュなのかな？
