監督 : トラヴィス・ファイン
主演 : アラン・カミング
共演 : ギャレット・ディラハント 等
2012年のアメリカ合衆国のドラマ映画。
「1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話を元に製作された。
【感想】
家族の温かさ、世の中の不条理さがよく伝わってくる作品です。とても心に残りました。
親に捨てられた子供を心の底から愛し、一生懸命育てようとしたルディとポールの行動に心を打たれたました。
同性愛が認められていなかった1970年代、
血は繋がっていないと言え、ただ一緒に暮らしたかっただけなのに、世の中の偏見で苦しめらていくルディとポールの2人。
チョコレートドーナッツをくれて、寝る前にお話をしてくれる親と一緒にいたかったマルコ。
この3人に対しての世の中の仕打ちを見ているのはつらくなりました。「彼らは何も悪いことをしていない」と映画の中に入って訴えたい。
ハッピーエンドが好きなマルコのためにもこの映画はハッピーエンドなんだと思うことにします。