ともぞう

フルートベール駅でのともぞうのレビュー・感想・評価

フルートベール駅で(2013年製作の映画)
3.0
亡くなった人には心から哀悼の意を表したいが、アメリカではこの手の話が多過ぎて、もはや映画としては目新しさはない。それにしても肌の色が違うというだけで、ここまで相手に敵意を感じられるのが不思議。子供の頃からの刷り込みや教育の大切さを思う。

〈あらすじ〉
2009年、新年を迎えたサンフランシスコのフルートベール駅。多くの人が入り乱れるホームで、22歳の黒人青年オスカー・グラント(マイケル・B・ジョーダン)が銃で撃たれてこの世を去る。命を失ったオスカーは前科はあるものの、心優しい青年だった。2008年12月31日。彼は恋人のソフィーナ(メロニー・ディアス)と、2人の間に生まれた愛娘タチアナと共に目覚める。いつもと同じようにタチアナを保育園へ連れて行き、ソフィーナを仕事場へ送り届ける。車での帰り道、今日が誕生日の母親ワンダ(オクタヴィア・スペンサー)に電話をかけて“おめでとう”と伝える。母と会話をしながら、新年を迎えるに当たって彼は、良い息子、良い夫、良い父親として、前向きに人生をやり直そうと考えていた。その夜。家族や親戚一同が揃って母の誕生日を祝うと、サンフランシスコへ新年の花火を見に行くことにしたオスカーとソフィーナは、タチアナをソフィーナの姉に預けに行く。オスカーとの別れ際、タチアナは不安を口にする。“恐いの。鉄砲の音がする。”仲間とカウントダウンを祝って花火を見た帰り道、電車内でケンカを売られる。仲間を巻き込んで乱闘になったところへ鉄道警察が出動。オスカーたちは、フルートベール駅のホームに引きずり出されてしまう。何もしていないと必死に弁明するオスカーだったが、警官たちは聞く耳を持たず、ついに事件が起きる…。
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