プリズナーズのちののネタバレレビュー・内容・結末

宗教色が濃い映画でしたが、それ以上に出演陣の演技も濃かったです。ストーリーはそれほど難しい訳でもなく犯人もなんとなく分かるのですが、ミスディレクションが上手く散りばめられているので「もしかして？」と思うところがたくさん。
被害者側なのに暴走する家族たちは娘を見つけるために必死だという気持ちは分かるのですが、それでも犯人じゃないかと疑わしい人間を拷問しているのには胸糞悪くなりました。葛藤がある描写をされても結局は自分で選んでいるので、真犯人が明らかになってからはアレックスが可哀想でならなかったです。