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名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)のよーだ育休準備中のレビュー・感想・評価

4.0
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ー 見た目はあちゃん!頭脳はよーだ!


鈴木財閥が建設した東都ベルツリータワーのオープニングセレモニーに招待されたコナンたち。都内を見渡す展望エリアの景観に夢中になる一行の目の前で、突如狙撃による殺人事件が発生。コナンは現場に居合わせた女子高生探偵の「世良真純」と共に狙撃半を追うが、激しい銃撃戦の末取り逃してしまう。


◆ 劇場版「名探偵コナン」第十八弾

少年探偵団、関西組、時々キッドによって構成されていた劇場版シリーズ。そこに新しいエッセンスを加えたのが個性豊かな《黒の組織》そして《県警組》を登場させた『漆黒の追跡者』でした。

原作漫画やアニメを抑えていないと、知らないキャラクターがバババッと出てくることに身構えそうになりますが、一見さんにも優しい駆け足説明で何とかなります。むしろ、新キャラたちの登場は新鮮味があって、作風にも幅が出て、大変よろしい。


◆蘭くんの心臓を狙撃できるのは、彼だけだからさ。

今作の容疑者には、その狙撃技術の高さから元NavySEALDs所属の狙撃兵が浮上。FBIと警視庁の合同捜査本部が設置されました。前作『絶海の探偵』では日本の海上自衛隊がテーマでしたが、今作では合衆国海軍特殊部隊が絡んできます。幼い頃からハリウッドのアクション作品で馴染み深い(火薬と筋肉を愛しています)組織であり、前作と同じミリタリーカラーの作品でしたが、今作の方が圧倒的に好みです。

NavySEALDsそしてFBIと、合衆国に関連する組織が取り上げられているため、必然的に容疑者や被害者は合衆国にルーツを持つキャラが占めていました。個人的に嬉しかったポイントは、彼らが(時に流暢な)英語を話していた事。アニメのご都合主義的に日本語を話していなかった所は嬉しいサプライズでした。(児童向け作品としての適否には触れません。)

特に、一番最初の犠牲者(これは日本人)が海外の富裕層相手にアコギな不動産売買を仕掛けるシーン。CVはなんとグレッグ・アーウィン氏!東京ディズニーリゾートの英語アナウンスを担当する超イケボ。ディズニーに行きたくなる気持ちと、ディズニーの人が悪どい事を喋っている事に困惑する気持ちとが混ざって、何とも複雑な気分でした。


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あちゃんとアニメを見よう企画 第二弾!

コナンといえば主題歌は「B’z」か「ZARD」か「倉木麻衣」だったのに、ここ数作品はちょっと毛色が変わって来ていますね。「いきものがかり」は『Jリーグコラボ企画』だからかなぁと思っていたけど、今作で急に「柴咲コウ」が出てきた時には流石に吹いた。前作での起用といい、制作陣とズブズブってコト?