ふぁるこんりえ

インサイド・ヘッドのふぁるこんりえのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
5.0
ピート・ドクター監督の作品が見たくて、
また以前シェアハウスの住人が、
この映画のことを話してくれ、いろんな感情の話で面白いと勧めてくれたことが、頭にずっと残っていた。

ライリーの頭の内側が舞台。
5つの感情、ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、イカリ、ビビり

インサイド・ヘッド 心理学
で検索すると色々と面白そう。

感情の大半をヨロコビで埋める方がきっといいんだろうけど、
ヨロコビの姿を見ているとなんだか見苦しくなって、
その中で、カナシミがわけのわかんないことしちゃったりと、
まさに自分が混乱している時と似たような状態になった。
見ながら、わたしはカナシミに近いなあと思った。
セリフの中に、
泣くと落ち着くし色々悩んでウジウジできる。
最後のウジウジできる。
という言葉にハッとした。
そうだよ、自分はウジウジして、自分の中で自分なりに暖を取ってるんだと思ったり。

でも、中盤でカナシミらしさで人の心に寄り添えたりと、
この映画もビジュアルが最高なんだけど、
中身がとっても深く、
何度も見たい映画になった。


抽象概念の場所
感情に辞職はない