このレビューはネタバレを含みます
アメリカでホームステイした時に観ました。英字幕すらなく、お恥ずかしい話何言ってるかサッパリでした。
言葉がわからなくても、物語の大体がわかるこの作品ってすごい。
ヘビーな作品。幼児時代のイマジナリーフレンドのピンクの象が女の子の心を取り戻すために自己犠牲を払うシーンは泣きそうになった。幸せな思い出が現実世界の辛い体験に負けてしまい崩壊していくシーンも中々。
もちろんコミカルなシーンもあります。特に女の子の理想の恋人のナルシスト少年。この子が無数に積み上がってヨロコビの踏み台になるシーンには笑ってしまった。
カナシミ話ややこしくするだけで鬱陶しいなって思ってたけど、この子も無くてはならない存在なんですよね。感情たちはみんな程度に違いこそありますが話を引っ掻き回してくれます。それが大事なんですよね。
最後は女の子が成長して締めくくられます。後味はとても良いものでした。
自分の中にある感情を受け入れてあげるのって大切なことなんですね。