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レ・ミゼラブルのmaのネタバレレビュー・内容・結末

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

大好きな作品です。

楽曲はどれも圧巻です。序盤の一日の終わりにという曲が何気に好きです。混ざり合う切羽詰まった人々の歌声に物語の世界へ引き込まれます。

夢やぶれては言うまでもないですね。アンハサウェイはどんな姿でも華がある。On my ownも切ない旋律が美しいです。民衆の歌はかっこいいの一言!この時共鳴してくれた民衆たちは後で冷たいんですよね、無理もないけど……。アンジェロラスがかっこいいんですよ!

ジャベールの屈折した正義と過去のエピソードは人物に深みを与え、感情移入させられました。

クライマックスの民衆の歌では思わず涙。ガブローシュの胸にジャベールから贈られた勲章が無かったのが寂しい……。明日は来る!と高らかに歌い上げる死者たちに救いを感じました。ジャベールは自殺したからあの場に行けなかったのだろうかと思うとやはり悲しいです。

バルジャンを迎えに来たファンテーヌは天使のようでした。改心を誓った教会に導かれていく姿は感慨深いです。

厳しい世界を力強く生き抜こうとした「哀れな人々」の物語です。

エポニーヌとガブローシュが実は姉弟と後で知ってびっくりしました。
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