フライ

バイオハザード:ザ・ファイナルのフライのレビュー・感想・評価

3.9
流石に10年以上も掛けてシリーズ化されると嫌が上にも感情移入してしまうが、ゲームから派生した映画がこれだけ壮大になった上、矛盾点が多すぎる内容は消化しきれず少し胃もたれしそうだった。
自分には4作目から迷走感が感じられ少し疑問もあったが、それでも充分楽しんで見てこれた。冒頭から少し心配したが、緊張感のあるアクションやアンデッドの怖さなどかなり楽しめたし、終盤も以外な結末に度肝を抜かれた。アリス中心で回してきた事を考えたら良しとすべきかと思えたと同時に、ラストはこれまでの事を考えたら思わず感極まって泣きそうにも。個人的に唯一残念なのは、ゲームでの中心的役割でも有るクレアを最後まで残したのならクリス役のウェントワース・ミラーも登場させて欲しかったと言うのが本音。
本作はこれまで以上に矛盾だらけで正直悩みまくったが、自分の中でアナザーストーリーとして観たらラストとしてはかなり楽しめた。
色々と楽しみにしていたが、やはりローラの出番はかなり気になっていた。一生懸命頑張ってたのにあっさりと…少し悲しかった。
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