ピッツア橋本

デンジャラス・バディのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

デンジャラス・バディ(2013年製作の映画)
4.0


お堅い上昇志向の冴えないサンドラブロックと太っちょパンキッシュなメリッサマッカッシーがタッグを組む女刑事版バディムービー。

スラングの代名詞F○CKをサンドラブロックが“F”としか言えないもどかしい冴えない感じとか、
メリッサの家族ぐるみの無法地帯デスマッチ上がりのプロレスラーみたいなデンジャラスさが笑える。

2人の性格が両極端に分かれていて、それが事件を追うごとに友情やケレン味が出てくるのが微笑ましい。
ただし、言葉遣いと演出はひたすら汚くてB級コメディな映画。

シリアスでもラブロマンスでもなく、サンドラブロックが100%コミカルやってる作品を見るのは今作が初めてで、新鮮だった。やり切っててイケてたと思う。

メリッサマッカッシーはゴーストバスターズリメイクのあの人か!
監督も同じだからあのキャラの延長上でスッと頭に入ってきた。安定のコメディエンヌぶり。

ストーリーライン自体はそこまで厚みは無いけれども、それ以上にキャラクター全員が活き活きしてて楽しい。
TVシリーズになっても面白いかも。

バランス良くて、楽しい映画でした。
ピッツア橋本

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