ベビーパウダー山崎

ハーフネルソンのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

ハーフネルソン(2006年製作の映画)
3.5
製作当初(2006)に見ていたら時代を掴みすぎる雰囲気(ドキュメンタリー風のキャメラとかも)に決まりの悪さを感じていたかもしれないが、10年寝かせてからだと当時の雑が許されたうえでの誠実さ(いまほど神経質ではない)を素直に受け止めることもできたりして、コカインを売る側と買う側で出会う出口なしの終盤はベタだがグッときてしまった。温かなラストは好みではないけど、良い映画だと思う。