ハーフネルソンの作品情報・感想・評価・動画配信

「ハーフネルソン」に投稿された感想・評価


生徒思いだけど私生活ではドラッグに溺れるダメな中学教師を描く。

ニューヨーク、ブルックリンの中学校で歴史を教えている教師ダン。学校では生徒にも慕われる良き教師だったが、一方でドラッグに溺れるだらしのないダメ男でもあった。ある日、トイレでドラッグを使用しているところを、黒人女子生徒のドレイに見つかってしまう。

日本では2017年にようやくソフト化。劇場公開も実現。
そこまで有名になる前のライアンだけど、いいよこれ。かなり好き。なんか年齢を超えた友情に支えられてる。やっぱり人種のこと考えちゃうよなー

このレビューはネタバレを含みます

ライアンゴズリングの演技が非常に繊細且つリアル

薬物中毒者の陶酔感や離脱の苦しみ、依存への怖れなどを丁寧に演じてたよ。

学校の先生のライアンは中学生に歴史を教えてる
歴史の表面だけじゃなく影や暗い面を教える彼は人気がある。

バスケのコーチもしているけど
彼自身にも影、秘密がある。
ドラッグ中毒から抜け出せずに苦しんでいる。
理想と現実その矛盾に。

彼は映画の最初のシーンで歴史の相反する部分を教える

白人と黒人、戦争と平和、暴力と愛

それはそのまま、彼等を取り巻く社会の縮図でもある。

ある日、黒人の生徒にドラッグを使っているところをみられる。

彼女の兄はドラッグの売人として刑務所に入っている

彼女とライアンの間に不思議な友情のようなものが芽生えたのは
2人ともできれば忌避したいドラッグのおかげだった

徐々に蝕まれるライアン
黒人の少女は、兄を刑務所に追いやる原因になったドラッグの売人から兄の仕事を引き継ぐよう誘われる

ライアンはそれを阻止しようとするが
彼はもうドラッグの傀儡になってしまっている。

善と悪、正義と犯罪、孤独と絆

世界は相反する全てが混沌となって存在し
互いを成り立たせているということを歴史の授業
そして、彼らの日常を描くことで表現する。

やがて、2人は売人と客という相反する存在として出会い

そこから

彼女は売人をやめ
ライアンはドラッグをやめる

部屋を片付けて
先生と生徒は
ソファの反対に座って
静かにギャグを言って笑いあう

世の中は相反するものが押し合い
時に混ざりあい
歴史が作られていくものなのだ

そうして、未来は描かず静かに映画は終わる。
Kentaro

Kentaroの感想・評価

3.7
まーあまぁまぁですかね。笑
やっぱり繊細な展開とのっぺりした感じは否めません。でも、ダンの悩みであったり思いやりであったりを、授業の内容の世界の仕組みや社会的弱者や薬物依存者などを通して共通させてるなぁと二重構造な感じがしました。

まぁ全体的に見れば、ダンが少しだけ回復するって感じなのかなぁと僕は思いました。
それにしても世の中本当に上手くいかないもんですね。笑
これを見てひしひしと感じました。笑
ライアン・ゴズリングは今回もとてもいい演技してました!
あとアンソニー・マッキーがでてたのが意外でした!とても良かったです。
監督も「キャプテンマーベル」のライアンフレック監督でなんかとても初々しさを感じました。笑
SnowGirl

SnowGirlの感想・評価

2.7
ライアン・ゴズリング目当てで観賞。
そこまで大きな盛り上がりはなく、
ストーリーは今ひとつだった印象です。
ライアン主演じゃなければ恐らく
観ていないだろうなと思いました。
黒人やヒスパニック系の中学校で歴史を教えていたダンは実はジャンキーでそれを偶然見てしまった生徒ドレイを描いていく映画
ライアン・ゴズリング演じるダンの世間や家族、生徒の負い目から麻薬に溺れどうしようもなくなりながらもドレイと接していくにつれ人間性を取り戻しフランクにまるでドレイの親かのように説教を飛ばしたり最終的に憎めないような立ち位置まで持ってこさせる描写の変化が上手い
主人公は何かに苦しんでいるのか、ただのジャンキーなのか。
子供たちだけが俺をまともにいさせてくれる、と何度が言っていたけど。
これから更に落ちるか、それとも持ち直すのか、女の子との最後の会話だけでは図りしれなかった。
トントン

役者の芝居が突出している。
なんて物悲しく、かけがえのない愛だろう。

このレビューはネタバレを含みます

堕落したダンを演じるライアン・ゴズリングの哀愁がハンパない。
なんか俺には難しい映画だった。
最後はハッピーエンドなのかな??
アンソニー・マッキーはもはやファルコンのイメージが強すぎて正義でない役は受け付けられません。
Sawa

Sawaの感想・評価

3.4
主人公がドラッグ中毒に陥るようになってしまった過程が今のところ描かれていないため、彼の心の闇がどのような種類のものなのかは不明。
ただ1つ明確な真実があるとすれば
誰かがヤク中でドロップアウトしても、歴史の視点からは記録的な出来事だと捉えられる訳でもなく、いつもの日常は淡々と息をしているという事だろう。
(作中では生徒が先生の消息を尋ねているが、まだ学生の年齢だからこそ無くなった“歴史”に口頭でつっこめるのかもしれない)

良い印象だったのは
女子生徒の落ち着いた風格や二人のさり気ない感情のやり取り、
過去の革新的な歴史を淡々と語るシーンといった暗示的な演出など。
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