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Plastic Love Story プラスチック・ラブ・ストーリーのdarumaのレビュー・感想・評価

3.7
中川龍太郎監督、3作目。うーん、これは尺が長いせいもあってか、前作より更に入り組んでいる…結構理解が難しかったのと(私、顔が覚えられない性質で)、かなりヘビーさが増し増しになっていました。観終わった後、次までちょっと空けようかな、と思ったほど。

女性が3人出てきます。割とみんな個性的。
だけど関係性がわからなくて、やっぱり頭がごちゃごちゃに…(苦笑。実際、ほぼ平行に進んでいく)
でもみんなかわいい。踊る姿はまるでMVのよう。

対して、中川監督作品の男性は、こちらもまた個性的なんですけど、なんていうか…変な言い方かもしれませんが、(知的)障害者っぽい感じの人を取り上げがち?たまたま初期がそうだっただけなのかな?
でも太賀くんが出てたのも、身体障害者でしたよね。

メジャー作品もわりとそうだったかと思いますが、台詞が少なく画で魅せるタイプの監督さんなので、話についていけなくなると、ちょっと眠くなります。今日は寝不足じゃなかったけど、難解なせいもあって、途中で頭がぐるぐるした…
なので、集中力がある時に観るのがおすすめ。

逆に、多くを語らないけれどメッセージ性が強い映画が好きな人には合うと思います。ちょっと自慰っぽい感じも受けるくらい。
監督の言いたい事が、これでもかこれでもか、と詰まっています。
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