回想シーンでご飯3杯いける

猿の惑星:新世紀(ライジング)の回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

3.4
「猿の惑星」リブート・シリーズ3部作の第2弾。「スターウォーズ」で言えばエピソード2という事になる。

「2001年宇宙の旅」冒頭の猿が武器を持った後の続編といった趣で、ストーリーはダークで哲学的。あくまで人間側がメインだった前作に比べて、本作は猿と人間の描写がちょうど半々と言った感じだ。どちらが主であるとか、どちらが正しいとかではなく、各々の考え方や内部分裂を中心に描いている。

したがって、アクション・シーンはあるものの、爽快感という点では前作より劣る。まあ3部作の2作目といえば、こうなってしまうのは仕方無しと言ったところだろう。