お洒落すぎるスパイ映画
もうこの一言に尽きます。
舞台がイタリア、60年代のファッション。
もうこれだけでお洒落。
そこに抜群の映像センスが加わり、
主演二人の抜群の格好良さが加わり、
おまけに美人すぎるお姉さんと可愛すぎる女の子とまで出てくるもんだから、とことんお洒落。
さらに何と言っても主演二人のキャラクターの良さがとても良い。
アメリカのスパイであるソロの頭のてっぺんから足の先まで完璧すぎる身のこなし。
ロシアのスパイであるイリヤの真面目で不器用すぎる可愛さ。男性へ向けた言葉で「不器用」ってほぼ褒め言葉。
その二人が織りなす掛け合いの良さは、バディムービーとしてかなり良かった!
最初は険悪な雰囲気の二人。自分の国の自慢やら、くだらない張り合いやら、いつのまにか仲良くなっちゃってるところとか、二人のキャラクターの良さでいちいち笑わせてくれる。
この二人だけじゃなくて、この映画に出てくる人はみんなキャラ立ちが凄い。ひとりひとりに格好いいシーン、見せ場なるものが用意されているし、「キャラクターと背景」として頭の中にいつまでも映像が残るような派手さと美しさがある。
ひとつ凄い気になったのは、イリヤを演じていたアーミーハマーと悪女ヴィクトリアを演じていたエリザベスデビッキの身長が高すぎて、ヘンリーカヴィルがちっちゃく見えたこと!