このレビューはネタバレを含みます
こんなちっちゃいヒーロー大丈夫なのか！？強大な敵に立ち向かえるのか？？と甚だ疑問だったが、そんな心配は無用だった。
旅客機が巨大なエンジンに鳥が入ると飛べないように、案外人間も小さな虫に翻弄させられるのかも。
思えば『ミクロキッズ』シリーズが大好きだった自分にとっては、このアントマンがマーベルヒーローの中でもかなり好き！
罪の意識がありながらも、娘会いたさに窃盗の罪を重ねるヒーローが、そのノウハウを生かし、そしてスーツを使いこなせるようトレーニングをちゃんとするところも良い。
手に汗握ったりハラハラする展開はなかったが、ユーモアも散りばめられていて楽しめた。
自由自在に小さくなったり大きくなったりを繰り返す度に背景の見え方や周りの物のサイズも変わり、
戦車のキーホルダーのリングもそのまま大きくなったり、子供部屋での列車バトルの大爆発が、俯瞰で見ると小さな花火がパンと鳴る程度というのもたまらない。
左右に動くトーマスの目がもう最高過ぎた。
そんな中ファルコンが登場し、この小さなヒーローの今後の活躍に期待値も上がる（まだ先を知らないので）。
マーベルシリーズ12本目。
先がますます楽しみになった。
〈余談〉
娘キャシーがとても可愛らしかったが、前歯が抜けているのが（良い意味で）気になった。日本の乳歯が抜ける時期の子役さんは、撮影時は差し歯をすると聞いたことがあったので。
でも、キャシーのようにそのままでも可愛いのではと思った次第。
どうでもいい話ですが…
