てっちゃん

乙女の汚れた裸のてっちゃんのレビュー・感想・評価

乙女の汚れた裸(2013年製作の映画)
2.2
これ書いてるの本作観賞後から1ヶ月経ってないくらいだけど、見事なまでにほぼ忘れている。
エビングハウスもびっくりな見事な忘却曲線を描くこと必須な作品。
学術的にも、稀有な忘却データが取れるであろう作品。

では一人芝居をお楽しみ下さい。

問 何故、君はこれを見ようと思ったのか?
答 いや、なんとなくサブスク漁ってたらあったんですよ。
問 嘘をつけ。何故、見ようとしたのか?
答 じ、、実はこのタイトルが目についた途端に中学生みたいな気持ちになってしまってですね、、。
問 具体的に申せ。
答 あ、あのですね、紹介文ですか?みたいなところにですね、"なんといっても少女の美乳に釘付けに。"という、ふざけた文字があってですね、、、
問 あってですね、、なんだ?
答 あってですね、我慢できずにその美乳を見たくなったんですね、、ああ恥ずかしい、、
問 健全なる証拠ではないか。で、その美乳とやらはどうだったんだ?
答 なんかあまり見えなかったような気がしますが、美乳に嘘偽りなかったと記憶しております。
問 ならよろしい。ところで物語の方はどうだったんだ?
答 面白くなかったです。
問 いつもみたいに具体例挙げてみろ。
答 謎のアート的映像が意味不明で全く物語に絡んでこないというか、実体験と妄想とパラレルワールド的な感じが合わさっているのが特徴の作品なんですが、そのどれもが中途半端なので、全く面白くないんです。
問 それでも何かしら引っかかりはあったんだろ?
答 ええ、ありましたよ。無駄に芸術的ショットで撮る産毛の描写、カメラがぶれぶれなのも精神面の状態を描いてつもりなんでしょうが、ただのど素人が撮っているようにしか思えなかったりとか。
問 詰まるところ残ったものはあったのか?
答 まあ美乳でしたってことくらいでしょうかね。

こんな押し問答が繰り広げられるような感じではないでしょうか。

本作みたいな期待もしないで観た映画が、分かりきった結果に終わることもあるのが、映画の魅力であり、楽しみであり、それも人生であると思う、人生観養い作品でありました。

にしても、かなりお久しぶりの低評価でした。
てっちゃん

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