ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの半生を描いた映画ではあるが、一方でアントニオ・サリエリという(天才として描かれていないが)天才を描いたものでもあった。
モーツァルトに対して、嫉妬と称賛という相反する心境を持ったのはサリエリだけ。悔しがりながらも彼の音楽を理解し、称賛する姿、いかにも人間味が出ていて素晴らしかった。
言うまでもなく二人でレクイエムを作り上げるシーンはベスト。二人の圧倒的演技に脱帽。
「音楽(譜面)は頭の中にある」なんて異次元やけど、一度言ってみたい笑
コンスタンツェ役のエリザベス・べリッジは人形みたいやね。彼女もあいにく天才に翻弄される一人。
これは映画館で観たいな。
追記
ディレクターズカット版の方を観てました。