AP

デューン 砂の惑星PART2のAPのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

これ完結作じゃなかったんですか笑 オースティン・バトラーとかレア・セドゥが出てきたあたりから「終わんのか?」となったが多分終わってないとみた。終わりが見たかったけど終わらなくて嬉しかったとも思う。満足。また3年待つのか…? マジで続く?

エキスポで観られたのもあるし、痺れる演出たくさん見所いっぱいで、久々に映画鑑賞で汗をかいた。キャラそれぞれに物語がありすぎる。キャストが魅力的やから尚更良い。

そして轟音の中でのシャイフルード乗り体験は最高やった。あのデカブツを乗りこなしてるフレメンなんやねんって思ってたけど、まじで座席揺れてたし、フレメン大盛り上がりやし、こっちもめちゃくちゃ面白かった。

とりあえず楽しみにしていたハビエル・バルデムのスティルガー、こんなに預言大好きリサーン・アル=ガイブおじやと思わなんだ笑 ちょっと揉めてもポールの味方、周囲から反対されようとポールの味方。

予言通りに事が進んでいくにつれて浸水度が増していくのほんま好き。ポールが決闘で勝った後の高速「リサーンアルガイブ」は申し訳ないが笑ってしまった。こいつが敵に回ってたら相当ややこしかったろうに。

そして圧倒的にややこしかったのはベネ・ゲセリット、フローレンス・ピューが出てきたときは回想か未来のシーンかと思ったらまさか最後前線まで出てくるとは。

そんなよく分からん権力者の女を突然「妻にする」宣言されたチャニの気持ちよ。ゼンデイヤが良いのもあるけど単純にチャニのキャラが良すぎる。ポールが戦闘狂になるにつれて懐疑的になったかと思えば、「愛してる」宣言をされ、失恋。SFでこんなヒロインおらんし、終わり方が終わり方やからやっぱり続編が観たい。あと友達のシシャクリも短時間で存在感あった。

相変わらずオカンのジェシカは無茶苦茶というか早々に教母になってしまうのは驚いた。この人本当に分からん。腹の中の妹がそれ以上に権力者なの分からん。胎児が「結婚相手は政略的に」とか言ってたの草

というか妹!!!!ネタバレ踏んでたからそこまで驚かんかったけどまさか妹役やったとはアニャ・テイラー=ジョイ!!!!これは続編作ってもらわな困る("フュリオサ"の予告がとても良い)。

そして待ち望んでいたガーニイ。「ガーニイは絶対生きとると信じとるし、ポールがピンチのときに助けに来るやつや、絶対そうや!(願望)」と1作目のレビューに書いた私。お歌を歌いながら登場したかと思ったら足払いで背中からすっ転んで、空気の読めん老害っぽい感じでちょっと心配やったけど、ポールの理解者として常に一緒やったのは嬉しい。母親があんなこと(あんなこと)になってしまった以上、ポールを1番心配していたのはガーニイにも見える。宿敵ラッバーンを討ち取ったのも良い。

ラッバーンはまぁ想像通りなところあるけどハルコンネン男爵がなんかあっさりやったのは驚きというか残念というか。

そしてオースティン・バトラーのフェイド・ラウサも今作で終わりかぁ。あのコロシアムでのフェイド・ラウサコールを聞くためにもう1回IMAX行きたさまである。人を殺してヨダレたら〜ってするあの狂人っぷりめちゃくちゃ良かっただけにもっと見たかった。

そして次の敵は大領家連合?砂の惑星は脱出?となると砂虫突撃のチートがなくなるけどどうなる??とにかく待つ。
AP

AP