これまでも寄生タイプのエイリアン作品は幾つかあったが、こんなに優しく寄生する地球外生命体を題材にした作品は無かっただけに複雑な気持ちにさせられた。
シアーシャ・ローナンの美しさを終始感じた作品だったが、内容とも会っていて好感が持てた。
地球外生命体が人間に寄生して争いや食料危機の無い平和な世界を作ると言う複雑な気持ちにさせられた作品だが、確かに人間を悔い改めさせるにはこんな寄生生物必要かもと思えた。優しい内容でかなり地味さと起伏の無い展開に若干の飽きも感じたり、ラブストーリーが少し鼻にかかる所も。ラストはかなり強引な展開だったが、終始感じる平和と友愛と言う部分に関しては素敵に思えた。
他の星に比べ人間だけが特別的なセリフがあり、ご都合主義が強めにも思えたが、製作者側の気持ちも何となく分かるだけに何とも…
一番気になったのはシアーシャ・ローナンのキスシーン！多すぎて少し気持ち悪くなりそうだった。
