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バッド・マイロ!のしゃにむのレビュー・感想・評価

バッド・マイロ!(2013年製作の映画)
4.4
「出そうと思えば」(マイロ)

<Assへの希望>
ケッして不ケツではないのでケッ癖性の方でも手軽に観える掘り出しモノ。完全無ケツの大ケッ作。これであなたもおシリ合い。ケッ局何度も観たくなる。いざマイロう…‼︎

あらすじ↓
慢性的に腹痛に悩まされるダンカン (ダンカンこの野郎 ‼︎ )には秘密があった。体内に小さな怪物(マイロ)が住み着いており極度のストレスを感じるとマイロが肛門から出てきてストレスを与える張本人抹殺するのだ…

・マイロ=代弁(大便)者
外見的にマイロはもんげーかわいいキャラクターです。むき甘ぐりみたいな大きな頭とちっちゃな体が不釣り合いで可笑しい印象ですが、大の大人を軽く惨殺と捕食する程度の凶暴性を兼ね備えていて、愛くるしいやら怖いやらで一度見たら忘れられそうにない。

普段はダンカンの肛門の奥底で待機(手術するなら要注意)していて、ダンカンが極度のストレスを感じると飛び出てきます(痛い)マイロの発動条件はストレスです。というのもダンカンはお人好しで気が弱いため人一倍ストレスに対して敏感で、時に対処仕切れない。すなわちマイロは体の防衛機能です。ストレスを与える外敵を排除します。感情的になると命令通りに動きます。マイロはダンカンの潜在意識の象徴。特に怒りや不安や憎しみの意識…まぁいわゆるダークサイドの具体化がマイロなんでしょう。なるほど…負の感情のはけ口は実は肛門なのか…アナキンもマイロを使えたら良かったのになぁ(落涙)

浮き世は憂き世です。穏やかに生きていくにはそれなりの必要悪が伴います。ダンカンの場合毎日がストレスで彩られています。


クソ上司「今日からww便所が職場なwwwあとwwリストラ係www頼むわwwww」

アホ同僚「すまんwwwおまえの重役会用のプレゼンwwww消しちゃったわwwww」

マッマ「孫の顔wwwはよwwうpしろwww」

義父インド風「おめぇのww母ちゃんとwww今夜もwwwマハラジャwwww」

エロ医者「マジww勃たねえの?wwwwわしもうビンビンだからねwwww」

精神科医「馬はさwww両手にwww抱えるよりww乗るにww限るよなwwww」

嫁「友だちwww妊娠wwwwうちらもwww」

ダンカン「この野郎wwwwwwwww」


そう考えるとマイロはダンカンの普段は言えない本音の大便者なんですよ。言ったらすっきりしますもんね (ん?代弁?大便?もうわかんねぇな) しかし単純にすっきりするだけではなく、負の感情を受け入れ、制御する自分の悪い面と前向きに付き合う成長の物語。ストレス社会の大便者マイロ。Assへの希望に満ち溢れています。いざマイロう‼︎

追記
長らく便秘(試験)に悩まされていましたがそれも今日までです。すっきり爽快だッ。再びぼちぼちと投下して行きますので。
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