せーや

恐竜100万年のせーやのレビュー・感想・評価

恐竜100万年(1966年製作の映画)
3.5
人類が誕生してまだ間もないころ。
人々は小さなコミュニティーという世界の中だけで生きていた。

約50年前のSF映画。
CG合成はまだ稚拙だし、なぜか石器時代なのに女の人メイクしてるし、変なところもあるけど、面白かった。

レイ・ハリーハウゼンの特撮は目を見張るものがあり、無駄なくなめらかに動き回る恐竜は見事だった。
CGではない独特の質感がまた良い。

冒頭のナレーション以外はセリフが全くなく、ただよくわからない言葉をわめくだけ、という何とも斬新というか不思議な世界。
嫉妬とかケンカとか、人間って全然変わってないなあと思わせられる。
人類が文明を学ぶと優しさを覚えていったり、なかなかしっかりしているところもある。

そしてラクウェル・ウェルチがキレイで。
「子供は恐竜に、お父さんはラクウェル・ウェルチに」という広告があったらしいけど、ピッタリ。

でもトカゲはいらなかった気がする…(笑)。
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