人類が誕生してまだ間もないころ。
人々は小さなコミュニティーという世界の中だけで生きていた。
約50年前のSF映画。
CG合成はまだ稚拙だし、なぜか石器時代なのに女の人メイクしてるし、変なところもあるけど、面白かった。
レイ・ハリーハウゼンの特撮は目を見張るものがあり、無駄なくなめらかに動き回る恐竜は見事だった。
CGではない独特の質感がまた良い。
冒頭のナレーション以外はセリフが全くなく、ただよくわからない言葉をわめくだけ、という何とも斬新というか不思議な世界。
嫉妬とかケンカとか、人間って全然変わってないなあと思わせられる。
人類が文明を学ぶと優しさを覚えていったり、なかなかしっかりしているところもある。
そしてラクウェル・ウェルチがキレイで。
「子供は恐竜に、お父さんはラクウェル・ウェルチに」という広告があったらしいけど、ピッタリ。
でもトカゲはいらなかった気がする…(笑)。