第二次大戦下のロンドン。ランベス孤児院に暮らす少年Peter(Levi Miller)は、夜な夜な友人たちが消えていく（疎開していく）ことに疑問を抱く。ある晩、子供たちが寝静まった部屋を海賊が強襲。Peterを含む子供たちは空飛ぶ海賊船で攫われてしまうのだった。
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そ の よ ぉ だ ！
ーThis review will self destruct in 5sec.
◆ Welcome to Neverland!!
1953年にディズニーが映像化したことで世界的に有名なキャラクターとなった《大人にならない少年ピーター・パン》の前日譚となる二次創作。彼の出自に関する秘密やネバーランドの歴史が語られています。
ロンドン、孤児、海賊、先住民･･･。
同作における特徴的なエッセンスを取り入れた冒険活劇に仕上がっていました。未だ自分に特別な能力が備わっていることを知らない「ごく普通の」少年Peter。冒頭では孤児院の親友の方が肝っ玉が座っているほどで、天真爛漫な頼れるリーダーの面影はまだありませんでした。
『ピーターパン』における名ヴィランCaptain Hookも登場しますが、彼もまた船長ではなく今作のヴィランに隷属する身。自由を求めるJames Hook(Garrett Hedlund)として描かれており、斬新な設定に遊び心を感じます。彼の部下であるMr.Smee(Adeel Akhtar)も相変わらず少し抜けたキャラクターとして登場していました。
そんな今作のヴィランには悪名高い大海賊《黒髭》をチョイス。原作の《大人にならない＝歳を取らない》ことを上手くアレンジして作品に落とし込んでいました。独特のヴィジュアルで表現されていましたが、演じたHugh Jackmanが格好よすぎて何故か絵になってしまっています。
◆ I don't believe in bedtime stories.
今作はファミリー向け映画です。故に子供向けで、どこか物足りなさを感じてしまう部分もありました。中盤以降は若々しいイケメン俳優が演じるHookと少年Peter、そしてヒロインにTiger Lily(Rooney Mara)を据えた擬似家族パーティーを主軸に物語が展開していくよくあるファンタジーアドベンチャーになっています。
プロット自体はありがちで物足りなさがあったものの、要所要所で印象的なシーンが差し込まれているのは良かったです。
︎︎︎︎☑︎ 海賊船と英国空軍のドッグファイト。
︎︎︎︎☑︎ 西部開拓時代の様な鉱山からの脱出。
︎︎︎︎☑︎ カラフルで色彩豊かな先住民の戦闘。
︎︎︎︎︎︎☑︎ 星の海の様な妖精の国での最終決戦。
ヴィランのH.Jackman、ヒロインのR.Maraの他にも、赤ん坊のPeterを孤児院に預けて去っていく母親役にAmanda Seyfried。ネバーランドのマーメイドラグーンに暮らす人魚の役にはCara Delevingne。思いがけず豪華なキャスティングであったことは嬉しいサプライズでした。
ーSet a course! Second to the right,
and straight on till morning!
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Dear.その夏っち
気になってた作品だったから、
今回一緒に観られて良かった〜！
ピーターパンとフック船長の意外な
関係性にびっくりしたよΣ( ˙꒳˙ )!!
その夏っちはどうだったかな〜？
今年もよろしくね(⌯'ᵕ'⌯)´-
