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複製された男のhoteltokyoのレビュー・感想・評価

複製された男(2013年製作の映画)
4.2
性格は真面目だが生活は地味でぱっとしない歴史学の教授アダムがふと目にした古いシネマ。そこには自分と瓜二つの男性が荷物持ちとして出演していた。このシーンに驚愕したアダムは、映画のクレジットから俳優を割り出すと、そこには自分と身長や背丈、体の傷跡までもが瓜二つの三流役者が実在していることに気づく・・・という物語。

リアルで「君の名は・・?」というシーンが拝める貴重な作品。そして内容はやや難解でもあるが、至る所に散りばめられた布線の存在に気づき、紐解くと驚愕の事実が判明する。いやはや、こういう映画大好物です。

監督はあの『ボーダーライン』でおなじみのドゥ二・ウィルヌーヴ監督。黄色っぽい描写が醸し出す緊迫感は本作でも健在。
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