SatoEmiko

闇のあとの光のSatoEmikoのレビュー・感想・評価

闇のあとの光(2012年製作の映画)
3.3
正直、わけがわからなくて、最後のシーンからポカーンとしたままエンドロールへ。
子供の視点なのか、「闇」の視点なのかわからないけど、最初のシーンにはものすごく飲み込まれた。気付かない内に忍び寄る闇に本当に不安を覚えた。
とても綺麗な映画で、観ている間は、その美しさを追うのに必死。ストーリーも普通の映画とはどうも違って、意味がつかめないままだったけど…色んなもののコントラストだった気がする。
生と死、理性と欲求、大人と子ども、人工と自然、愛と憎しみ、思いやりと暴力、絶望と希望、そしてタイトル通り、闇と光。
絶望する大人たちのはたで、無邪気に今を生きる子供たちの生きるエネルギーと、彼らを待つ未来の光がとにかく眩しかった。
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