不思議な作品。微睡の中にいるようなぼんやりとしたカットや確かに美しいのだけどなぜその場所を撮ろうと思ったのかわからないシーン。夜中に現れた赤く発光している謎の悪魔。全てがよくわからないまま、不幸だけ…
>>続きを読む生と性と死を幻想的に、稀に見る奇妙な空気感を纏った作品
万華鏡のように重なるエフェクトとマジックアワー、雨音
常に浮遊感がありスローペースだが作中でアクシデントが起こるとそのシーンが強烈に記憶に…
このレビューはネタバレを含みます
超難解。超感覚的。アピチャッポンのようなあの感じ。こういう作品を観るとこの意味はなんだとか、これはメタファーじゃないかとか、監督の概念や意図は何なのかなど、あれこれ分析したくなるんだけど、そういうも…
>>続きを読む【第65回カンヌ映画祭 監督賞】
メキシコ、ヌエーヴォ・シネ・メヒカーノに属する映画作家カルロス・レイガダス監督作品。カンヌでのプレミアではブーイングと拍手が大きく割れたという。
なかなかに胸クソ…
不安にさせてくる映画。
ただ存在してるだけのものに、概念や役割を付与して、自由を束縛していく大人たち。まるで家に侵入してきた赤く光る牛のように。
ママ、パパ、エレアサル、牛、月、家、ただの名詞で…
“光のあとの闇…”
監督はメキシコ出身で弁護士から転身した異色のキャリアを持つ鬼才カルロス・レイガダス。現実での人間の生と性を、神か悪魔かの視点を介在させ、家族愛を映像美とともに描く🇲🇽🇫🇷🇩🇪…
©No Dream Cinema, Mantarraya Productions, Fondo para la producci'on Cinematogr'afica de Calidad (Foprocine-Nexico), Le Pacte, Arte France Cinema