レアリテ男爵

カンチョリ オカンがくれた明日のレアリテ男爵のネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

タイトルからして母の日チックで、どないやろ⁈ってお気楽に観はじめたら、なんか可哀相な事の連続で、またしても韓国をなめたらアカンなぁ〜と痛感。😅

ユ・アインssi の天才的な喧嘩の強さと、心身共に病みの極地の母に対する底無しの愛情が、グッとくる。、、、彼さえいれば、ずっと観てられると冒頭から確信した!

またしてもチョン・ユミちゃんの絶妙な役どころがハマってるが、もっと観てたいと想うのに、チョコチョコと登場するから、ずーっとオアズケ喰らってるかのよう。🐶

主役の親子の熱演で、母の日らしいといえばらしいが、ラストまで観てしまえば、なんだか重い余韻となった。

てか、そんなことよか、旅の女と良い感じになるのもファンタジーなら、終始極貧による生活苦にあえぐキャスト達に加え、任侠道マッシグラなストーリーの主軸が、悪ノリのファンタジーであった。笑 、、、金のチカラは恐ろしかねぇ〜。(-。-;

、、、圧巻だったのはクライマックスからラストへの、主人公の普通とっくに死ぬだろうコレな怒涛の展開からの、、まさかのハリウッド映画顔負けの、無駄にポジティブなラストが、もういったん俳優を気に入ってしまえば、全て許しちゃうから不思議である。。(•ᵕᴗᵕ•)

母の役がキム・ヘスクさんだったのが、僕的には、あつくるしい親子愛にも、嫌悪なく観る事が出来た要因だったし、失禁のシーンも、息子が鉢植えを蹴飛ばして倒して、床を雑巾で拭いてごまかそうとしたところは、感動もんである。✨ (このシーンにチョンユミを入れ込んでいたのも素晴らしい!)