アメリカン・スリープオーバーの新木のネタバレレビュー・内容・結末

海外特有（？）の慣習であるお泊まり会。それもアメリカともなれば、高校生でもふつうにお酒が出るパーティーになるものなんですね（映画ではよく観る光景ですがどこまで現実と近いかは気になるところ）。
夜中に若者が誰かを求めたり悩んだりする姿は眩しいものがありますが、本作に関して言うと群像劇のスタイルを取っていたこともあり、ふわっとしたまま終わってしまった感はあったし（それはそれで若者という不確かな存在や一夜限りの夢のような儚さを表しているのかもしれないが）、思春期ならではの機微などは捉えていたものの話の展開としてそんなに面白みがなかったです。人間関係もちょっと把握しづらかった。