ガウリ・シンデー監督作品。
英語が出来ないインド人の女性がアメリカに行き、そこでの奮闘を描く物語。
劇場公開時以来、約9年ぶりに鑑賞しました。
シュリデヴィ演じるシャシは良妻賢母だが夫にも子供達にも英語が話せない、外での常識が無いなど見下されている。
そんな彼女がニューヨークに住む実姉の娘が結婚するということで世話係の為に家族より先に渡米する事になり…という流れ。
女性がここまで下に見られるのは現在の日本では考えられない。
昭和の日本ならまだしも。
シャシがニューヨークに来て1発目でのカフェでのエピソードはツライ。
しかし一人でいきなりニューヨークに行ったら仕方ないだろうとも。
その屈辱から英語を習おうと発奮するシャシの姿には驚いた。
そしてずっと家族の為に生きてきた彼女が初めて自分を取り戻す姿には感動…だがラストは現実を思い知る形になります。