どいたま

マダム・イン・ニューヨークのどいたまのレビュー・感想・評価

4.4
・90/100点
・<インド映画鑑賞ウィーク>として、ボリウッドの傑作映画をまた1本。

・家族の中でだった1人、英語を話せない2児の母が、ニューヨークに住む姉の結婚式の準備を手伝うためにニューヨークで1ヶ月間生活する間、英語を話せない劣等感を断ち切るため、英会話スクールに通う話。

・夫や子供達からバカにされ尊厳を踏みにじられた思いを感じている中、スクールで出会ったフランス人のコックに恋心を寄せられてしまい… ってのがストーリーの根幹。

・ラスト、結婚式でマダムがする英語のスピーチに落涙。
・日常的に感じていた夫との関係性についてのモヤモヤを、英単語「judgemental」を通じて初めて言語化するシーンも良く出来てるな、と。

・「少し見方を変えたら 新しい世界が広がった」って歌詞に色々詰まってる。自分の人生ももう一回振り返ってみようかなと思わされた一作でした。「家族は互いの尊厳を傷つけない唯一の存在」。心がけよう。
どいたま

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